これからの時代に知っておきたい、アーユルヴェーダドクターが教えるコロナ対策方法

こんにちは!YUKAです。

先日インドでお世話になったマノジドクターの『コロナウイルスに対抗するための免疫力強化法』の講座に出ました。

しばらくインドには行けないなぁ、ドクターの話もしばらく聞けないかもなと思っていましたのでオンラインで講座をしてもらえてありがたかったです。

アーユルヴェーダの古典でコロナウイルスについて語れていた??

今回の講座はアーユルヴェーダのコロナ対策についてでしたが、さすがはドクター。

とにかく話の引き出しが多くとても楽しませてもらいました、本やネットだけでは集められない情報がドクターの口から直接聞けるのは貴重な機会です。

話の中でまず驚いたのはアーユルヴェーダ自体は何千年も前から継承されている医学ですが、その古典書の中にはコロナウイルスそのものに対する記述はないものの世界的な感染症について記されているパートがあるということです。

アーユルヴェーダの古典書、チャラカサンヒターの中でコロナウイルスと似たような症状の世界的感染症について書かれているそうです。

そしてその対策法についても記されていると!

人間は長い間様々な感染症と戦ってきた生き物ですが、アーユルヴェーダでもその世界的な感染症に対する考えや対処法が昔から記されていたというのは驚きです。

では実際の対策とは??

どのドーシャに気を付けるのか??

アーユルヴェーダではドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)をバランスよく保つことが健康に繋がると考えられていますがコロナウイルスに関してはどのドーシャの乱れに気を付けばいいのでしょうか?これもドクターが教えてくれました。

答えはまずはカパドーシャ、そして次がピッタドーシャです。

カパドーシャの首座は胸ですね、そしてコロナウイルスは肺炎が起きる病気です。カパが乱れるという事は胸のエリアに悪い症状が出てしまうということになります。なのでカパを乱さないようにする、カパを整えるように暮らすというのが大きなポイントとなります。

カパを整えるとは?

カパドーシャの乱れはどのように起こるのでしょうか?

カパは水と地のエネルギーで出来ています。重い、冷たい、鈍いなどが特徴としてあげられます。性格は大地のように穏やかで落ち着きのある性格であり、体格は骨格がしっかりとしていてしっとりとした肌を持つとされます。

このカパのエネルギーは生活習慣によって乱れてしまうことがあります。

☑食べ過ぎ飲みすぎ

☑運動不足

☑油っぽいもの、甘いものを食べ過ぎる

☑寝過ぎる

等が挙げられます。アーユルヴェーダの理論は似たものが似たものを増やす、となります。体をよりだるく重たく、鈍くさせてしまうような習慣はカパを乱すので避けた方がいいということです。

カパを整える為には

☑食べ過ぎない飲み過ぎない

☑油っぽいもの甘いものを避ける

☑寝過ぎない、昼寝をしない

☑適度に運動して汗をかく

などの対策が挙げられます。一見当たり前な事に感じますが出来ていない方も多いかと思います、参考にしてみて下さい。

その他の具体的なコロナ対策法とは?

カパを整える、それ以外の対策として4つのセクションが挙げられていました。

1 アハーラ(食生活)

2 ヴィハーラ(個人的、社会的生活習慣)

3ラサヤナセラピー(免疫向上の為に行う施術)

4オシャダ(投薬)

となります。

今回はこの中のアハーラ、食生活についての対策の中で日本で手に入りやすいスパイスなどで行える対策法をご紹介します。

①いつも温かい水を飲む

これは白湯の事をさしているそうです。熱めなお湯を少しずつ冷ましながら飲んでください、とのことです。

②ハーブティーを飲みましょう

トゥルシー、シナモン、黒コショウ、ドライジンジャー、レーズンで作られたハーブティーを1日1.2回飲みます。必要であればジャガリー(砂糖)やレモン汁を入れてもいいです。すべてのスパイスが揃わなくてもいいそうです、あるスパイスだけで飲んでも可能。

③ブラックコーヒーかレモンティーを飲みましょう

このトピックに関してはあまりドクターも詳しく言及していませんでしたがハーブティーがない場合これらを飲んでくださいと言っていました。

④1日に1.2回ターメリックラテを飲みましょう。

ターメリックには抗炎症作用があります、コロナ対策にターメリックラテは最適です。

YOUTUBEの動画に作り方をまとめていますので詳しくはこちらをチェックしてみてください。簡単に作れますよ!

⑤適切な時間に1日2回下記のような食事を摂りましょう。

新鮮なもの、消化よく温かいもの

この考え方はアーユルヴェーダの理論の基本となる部分かなと思います。アーユルヴェーダでは消化の概念を大切にしています。食べたものは適切に消化吸収排泄されるのが健康を維持する上で大切だという事です。コロナから体を守るためには免疫力を上げなければなりませんが、新鮮で消化にいいものは体内で適切に栄養として吸収され体を強くします。

⑥食事にターメリック、クミンシード、コリアンダー、ガーリックなどのスパイスを使う

先述したようにターメリックには抗菌作用があります。クミンは消化促進にいい他、咳や胸部感染症や喘息を軽減するとされています。コリアンダーも消化促進や熱をもったピッタ性の症状を緩和するとされています。ガーリックは解毒作用に優れ体内に溜まったカパを排泄させるのに役立ちます。これらの理由からスパイスを食事に使うのが勧めれているのかと思います。

⑦季節の果物や自家製のスイーツを食べましょう

アーユルヴェーダではコロナ対策に関わらず季節の食材を食べるように勧めています。それは季節の果物はその季節にちょうどいい作用を心身にもたらしてくれると考えているからです。(例外もありますが)例えば夏に旬のすいかは体内の余分な熱を取り除いてくれたり、秋に出てくる梨も夏に溜まった熱をクールダウンさせてくれます。

また、おやつにスイーツを食べたい。そういった時もなるべく手作りものを勧めています。スーパーなどで簡単に手に入るお菓子類には添加物が多く入っていますがこれらは消化力を弱める原因となります。

出来たら自分で作ってみましょう!簡単なバナナとギーで作れるメニューのYOUTUBEを載せておきますので参考にしてみて下さいね。

免疫力を上げるには日々の生活を整える事が大切

マノジドクターに教わったコロナ対策からいくつかピックアップしてお伝えしました。やはり大切なのは日々の生活をいかに整えていくかという事な気がします。

早寝早起きだったり食べ過ぎないということは、皆さん色んな所で何度も聞いたよ!と思うかもしれませんが実際に実践出来ている人は少ないのかもしれません。この自粛期間中、コロナウイルスにかからないようにする為というのは勿論ですが日々の自分の生活を見直すといった面からでもこれらのアドバイスを実践してみて下さい。

スパイスを使った料理やドリンクも是非挑戦してみて下さい。

YOUTUBEにもあるターメリックラテやバナナとギーのメニューは手軽に美味しく出来ますよ!

YUKA

この記事を書いた人

2012年、ヨガの指導者養成スクールに通う中でアーユルヴェーダと出会いその世界観に魅了されました。
アーユルヴェーダスクール卒業後、横浜のアーユルヴェーダサロンにて勤務、その後独立。同時に大手スポーツジムやヨガスタジオにてヨガの指導も経験。
現在はアーユルヴェーダセラピスト、そしてヨガインストラクターとして活動しています。

アーユルヴェーダを日本で広める為に、施術だけでなく講義を行う事にも力を入れています。

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