不眠で悩むあなたにアーユルヴェーダという選択

こんにちは!YUKAです。

眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅いというお悩みを聞くことがあります。

お医者様にかかってお薬をもらい治療を受ける、という選択肢も勿論あるかと思いますが、その前にアーユルヴェーダの教えを生活に取り入れて不眠を改善して、睡眠の質を向上しませんか?

アーユルヴェーダが考えるが不眠とは?

アーユルヴェーダではヴァータとピッタいうエネルギーが乱れることにより不眠が起こると考えています。

あるいはラジャスという心の働きが増大した時にも起こるそうです。(『インドの生命科学、アーユルヴェーダ』より)

ヴァータ…働きすぎ、疲れている、心配事がある、冷えたり乾燥している

ピッタ…イライラしている、何かに頭を使い過ぎている、ワーカホリック、身体が過剰に熱されている

ラジャス…怒り、刺激を求める、競争心

こういったイメージです。

これらが不眠の原因となるわけです。

想像してみましょう。

イライラしていたり、心配な事があったら眠りたくてもなかなか安眠出来ないのは容易に想像出来ますね。

アーユルヴェーダの考える不眠ケアとは?

ではアーユルヴェーダが教える不眠ケアとはなんでしょう?

夜の10時までに寝る

アーユルヴェーダでは夜10時を過ぎるとピッタのエネルギーが強くなってしまい寝つきが悪くなってしまうと考えています。

夜の10時まではカパのエネルギー、落ち着きのある時間帯ですのでこの時間帯にベットに入り眠る準備をすると寝つきが良くなるのでオススメです。

とは言え、仕事の都合などでそんなに早くベッドに入れないよ!という方もいるかもしれません。

そういった方もまずは日付けが変わる前、12時を過ぎる前にベッドに入れるように努力ししてみましょう。

オイルマッサージ

寝つきを良くし、深い眠りを導くためにアーユルヴェーダではオイルマッサージを勧めています。

ヴァータが乱れているように感じる人はセサミオイルを。

ピッタが乱れているように感じる人はオリーブオイルやココナッツオイルがオススメです。

オイルについてはこちらの記事を

これらのオイルを頭、耳、足裏に塗ってマッサージします。

終わった後は軽く拭き取ります、頭のオイルが気になる人は枕にタオルをひいて下さいね。

自分でやってみてもいいですし、人にやってもらうともっと気持ちいいですよ♪

お部屋の中にラベンダーやローズ、白檀の香りを焚くとよりリラックス効果が高まります。

アーユルヴェーダの施術を受ける

アーユルヴェーダの施術には不眠改善の効果があります。

アヴィヤンガというオイルマッサージもそうですし、シロダーラは特に睡眠の質を上げるのに効果的です。

シロダーラは第三の目があると言われる額にオイルを流し続ける事で深い安らぎを感じる事が出来ます。

これはセルフでは出来ませんのでアーユルヴェーダクリニックやサロンで受けてみて下さい。

当サロン、アムアーユルヴェーダでもやっていますよ♪

ホットミルクを飲む

アーユルヴェーダでは眠れないときにホットミルクをおススメしています。

ホットミルクにギーや黒糖、はちみつなどを入れて飲みます。

ギーについてはこちら

温めた牛乳を飲むことで体温が上がり眠りに入りやすくなり、また甘味である黒糖やはちみつがヴァータをバランスさせます。

他にも生姜やシナモンなどのスパイスを入れるのも効果的です。

体質によっては夜の牛乳はアーマを溜め翌日に身体がだるくなることもあるそうなので、そういった場合は量を調整しましょう。

眠る前はスマホ、PCは見ない!

寝る前に携帯を見てしまう…というのはよくありますよね。

私もしてしまいますが…

でも本当は眠る前は携帯をなるべく使わないのがベストです!

スマホやPCから発せられる光によって脳が昼間だと勘違いしてしまい、眠りに誘うメラトニンというホルモンの分泌量が減ってしまうそうです。

私は夜は特にスマホの画面の明るさを暗くするように注意しています。それだけでもだいぶ光が軽減され目にも優しいです。

それからお部屋全体の明るさを暗めにしてあげるのもいいですね、間接照明を使ったり心地よくいられる空間を作ってみて下さい。

軽いストレッチと呼吸法

軽くストレッチやヨガをしてみましょう。

もちろん、ハードではない動きですよ!

・座ったままの前屈のポーズを呼吸に合わせて行う

・仰向けで行うポーズ(ツイストや片足を上げてストレッチなど)

こういった優しいストレッチ要素の高いポーズを選んでみて下さいね。

呼吸法は片鼻呼吸や仰向けで複式呼吸がオススメです。

深く呼吸をすると自律神経が整い眠りに入りやすくなります。

今日一日あったことを振り返り、感謝の気持ちで一日が終われれば一番いいですね。

まとめ

今日はアーユルヴェーダと不眠についてでした。

睡眠の質を上げるコツはリラックスする事だと思います。

その為にマッサージをしたり、身体を温めて眠りに入りやすい状態にしてあげましょう。

ベットリネンを整えたり、アロマなどの香りを焚いたり、キャンドルをつけるのもいいですね。

家事、育児、仕事で疲れている方も 夜に少しでも自分を労る時間があればより日々の幸福度が上がるのではないかと思います。

是非生活にアーユルヴェーダの知恵を活かしてみて下さいね!

YUKA

この記事を書いた人

2012年、ヨガの指導者養成スクールに通う中でアーユルヴェーダと出会いその世界観に魅了されました。
アーユルヴェーダスクール卒業後、横浜のアーユルヴェーダサロンにて勤務、その後独立。同時に大手スポーツジムやヨガスタジオにてヨガの指導も経験。
現在はアーユルヴェーダセラピスト、そしてヨガインストラクターとして活動しています。

アーユルヴェーダを日本で広める為に、施術だけでなく講義を行う事にも力を入れています。

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