こんにちは!湘南茅ヶ崎、アムア―ユルヴェーダYUKAです。
お客様とお話する中で
自分の体質に合ったオイルってありますか?自宅でセルフマッサージをする際に簡単に手に入るものを教えてください!
と言われることがあります。
ということで今回は皆さんにオススメしたい、体質別のアーユルヴェーダオイルについてご紹介します。
アーユルヴェーダの体質とオイル
アーユルヴェーダといえばセサミオイルと思われる方も多いかもしれません。ですが実際により細かく体質別にオイルを使い分ける事も可能です。
今回は体質別=ドーシャ別のオススメのオイルをご紹介します。
ヴァータ体質にオススメのオイル
ヴァータは空間と風のエレメントからなる体質です。ヴァータが乱れやすいのは冬の時期。ヴァータが乱れると便秘や冷え、不眠、神経痛、精神面の不安定を引き起こすことがあります。
これらをうまくバランスしてくれるオイルは
・セサミオイル
・ギー
・アボガドオイル
が挙げられます。
セサミオイルはキュアリング処理をした方が持ちがよく、浸透性も高いとされています。キュアリングについてはこちらの記事をどうぞ。
また、ギーはどのドーシャにもいいオイルとされています。しかし、個人的にはギーは匂いが強いのでマッサージにはあまり使っていません。たまに目のパックとして使用しています。ギーを使ってのアイパックはこちらをご参照下さい。
結果的にヴァータ体質、ヴァータが乱れている時に一番使いやすいのはセサミオイルかと思います。
ヴァータは秋冬に特に乱れやすくなります。これからの時期、セサミオイルでのケアは必須となります。
ピッタ体質にオススメのオイル
ピッタは火と水のエレメントから構成されています。ピッタが乱れやすいのは夏です。ピッタが乱れると皮膚疾患が出たり胃腸の不調、イライラしたり怒りやすくなったりします。ピッタの熱を冷性のオイルでクールダウンしましょう。
ピッタをバランスさせるオイルは
・ココナッツオイル
・オリーブオイル
・ギー
が挙げられます。
個人的にはココナッツオイルが一番オススメです、香りも伸びも良くてマッサージに適しています。スーパーでも簡単に手に入るのも大きなポイント。ココナッツオイルに関してはこちらの記事もご参照ください。
ココナッツの冷性の性質が夏に心身に溜る熱を冷ましてくれます。
カパ体質にオススメのオイル
カパは水と土のエレメントから構成されます。カパが乱れやすいのは春です。カパが乱れるとだるさや浮腫みが出たり、鼻炎や喘息、やる気のなさや倦怠感が出てきます。
カパをバランスさせるオイルは
・スイートアーモンドオイル
・マスタードオイル
・ギー
が挙げられます。
カパの方は使用するオイルの量が多すぎるとのちのち体が重く感じたり、だるさを感じてしまうことがあります。
カパをバランスさせたいときはガルシャナもオススメです。ガルシャナとは絹の布で体をさする摩擦法です。絹の手袋をはめて毛の生えている方向と逆方向に身体をさすります。※リンクのような手袋を使います。
ガルシャナをすると摩擦で体が温まり、皮膚の余計な角質が取れて肌に透明感が出ます。体がだるい、重い時に行うのがオススメ。ガルシャナの後は体がスッキリ軽くなる感覚があります。
ガルシャナのあとにオイルを塗るとよりオイルの浸透も良くなります。乾燥しやすい方はガルシャナの後にしっかり保湿をして下さいね。
実際に常備しているオイル
以上のことを踏まえて、家ではセサミオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイル、ギー、オリーブオイルを常備しています。
一年を通してセサミオイルでケアをする事が多いですが、状況に合わせてココナッツオイルやギーを使う場合もあります。
また、サロンでお客様に施術をする場合はこれらのオイルにハーブの抽出液を煮出して作った特別なオイルを使っています。これらはそのハーブの効能がそのままオイルに移ったものですのでより様々な効果があるものです。
自宅ではスーパーでも手に入りやすい今回ご紹介したオイルを使っていただいて、サロンではハーブオイルを楽しんでもらえたらと思います。
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