こんにちは!YUKAです。
アーユルヴェーダといえばオイルマッサージ!というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんがそのオイルをアーユルヴェーダでは鼻の穴の中にも塗るというのを知っていますか??
『え!鼻の穴にオイル!?』と驚かれるかもしれませんが
鼻腔のケアをする事で脳にも効果が表れるとの研究もある位、素晴らしいケアなのです!
今回はこの鼻の穴にオイルを塗るナスヤというケアのご紹介です♪
ナスヤって何?
ナスヤというのは鼻の穴の中にオイルを点鼻をするケアの事です。
これはご自分でも出来ますし、パンチャカルマというアーユルヴェーダの治療の一つとしても行われています。
使うオイルは?
まずご自分で行う場合で一番手に入りやすいのはセサミオイルです。
セサミオイルについてはこちらの記事もチェック→冬に向けて始めよう!アーユルヴェーダのセサミオイルケア♪
他にもナスヤ用のオイル、アヌタイラというものもあります。
このアヌタイラはオイルに薬草ハーブが入ったものです。
また、ギーやギーに薬草ハーブが混ざった物を点鼻する場合もあります。
これらのハーブ入りのものはネットで買える場合もありますが簡単に手に入るものでもないのでまずはセサミオイルで行うといいと思います。
ナスヤをするとどうなる?
鼻は脳の扉をとアーユルヴェーダで例えられたりします。
鼻のケアをする事で同時に脳のケアをする事にも繋がると考えられているのです。
よって頭痛や頭がボーっとして冴えない時にも効果があると考えられています。
他にも鼻腔をオイルでプロテクトすることから鼻の乾燥や花粉症の方にも効果的です。
実際に花粉症の方が鼻うがいとセサミオイルの点鼻で症状が緩和されたというお客様の話を聞いたことがあります。
上馬場和夫先生著書の『アーユルヴェーダとヨーガ』p95にも片頭痛に効果があったという研究結果が記されています。
どうやってオイルを鼻に入れるの?
まず鼻うがい
ご自宅で行う場合は出来たら最初に鼻うがいをしてみましょう。
あれば鼻うがい用のネティポットを用意。なければ急須でも可能。
これにぬるま湯と少量の塩(ティースプーン半分)を入れてかき混ぜる。
下を向いて顎を引き、片方の鼻の穴にネティポットを当ててお湯を入れます。
反対の鼻の穴からお湯が出てくるように洗浄します、この時呼吸は口呼吸です!
鼻をかんで残りの水分を外に出し両鼻洗浄します。
最初はコツを掴むまで難しいかもしれませんが慣れてくるとスムーズにお湯を流せます。顎を引く角度が重要な気がします…。
オイルを点鼻
鼻をキレイにした後、鼻にオイルを入れてみましょう。
まずホットタオルで鼻を温めます。
上を向いて2.3滴鼻にオイルを垂らします。点鼻した側の鼻を軽く押してオイルを馴染ませます。すすってもいいです。
両鼻行い、オイルが喉に回ってきた場合は吐き出します。うがいしてもいいです!
もっと簡単なナスヤ
オイルを鼻に垂らすことに抵抗がある方は、綿棒にオイルをつけて鼻に塗ってもらってもいいです。
お家を出る前にささっと出来るので簡単でいいですよ♪
ドクターが行うナスヤ
私も実際にインドでナスヤを受けました。
その場合まずお顔、特に鼻周りのマッサージをうけます。
マッサージのあとお顔にスチームを当てて更に鼻周りを緩めて最後にオイルを点鼻です。
私はハーブ入りのギーを点鼻されました。(何のハーブが入っているのか聞き忘れました…)
もうこれが、なかなかしんどくってナスヤが少し嫌いになりました。笑
ギーはバターオイルですので、そのバターが鼻から入り喉にまで広がっていくその感覚が不快でしかたなかったです…妙に口の中が乳製品臭くなるというか。。
特に一回目が不快感が強かったのですが、回数を重ねるごとに次第に慣れてきました。
不思議と、最初に感じたツーンとする感じも何度か繰り返すとなくなりましたね。
そして、本に書いてある通り。
頭が凄くすっきりしました!ドクターからナスヤを受けた時期というのがちょうどホットヨガが原因で大きく体調を崩した後で、自律神経も乱れやすく頭がボーっとしてしまう事も多くあったのです。
それがナスヤを数回すると緩和されたように感じました。
すごいぞナスヤ!
ナスヤを日常に取り入れてみよう♪
いかがでしょうか?
一番簡単なのは綿棒でササっと鼻の穴の中にセサミオイルを塗るやり方ですね♪
ナスヤを日常に取り入れて、花粉症を撃退!更には頭までスッキリさせちゃいましょう♪
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